【初冬のコレクション2】【コレクター放出品】ナミビア エロンゴ連峰 レインボーカラーフローライト蛍石/玉滴石/“Pseudo Cycling” 鉱物

今週は先週に引き続き、初冬の雰囲気が漂う品質の優れた鉱物を揃え、【初冬のコレクション2】特別出品を行います。サイズ：約28x22x21mm重量：約60カラット産地：Erongo Mountains Karibib Erongo Region Namibia.ナミビアのエロンゴ連峰からの極彩色蛍石群晶と玉滴石の共生標本、奇妙なバランスで晶出する群晶は偶然にも金緑石やアレキサンドライトのような擬似輪座双晶のバランスに整い、さらにウォータークリアな結晶内部には稜線部の藤紫、浅層部の翠緑から中層部の赤茶、琥珀色のコアなど極彩色の色調が調和し、エロンゴ蛍の中でもかなり得難いレインボーカラーフローライト、ガス星雲が閉じ込められたような極彩色蛍群晶の擬似輪座形態個体です。ほぼ3センチに近く、ぎっしりとした結晶は手に乗せると重量感が感じられる60カラットに達しています。注目すべき標本は複数の蛍結晶が奇妙なバランスで晶出し、偶然にも金緑石やアレキサンドライトのような擬似輪座双晶のバランスに整い、蛍にして風変りで独特な形態として展示でき、以外にもピラミッドのような典型的なバランスで展示できます。ご覧の通り結晶のクラリティが非常に高く、長波UVライトで蛍石のイメージ通りの紫の強蛍光を放ち、短波で結晶面から少し離れた表層部のみマゼンタピンクの蛍光が浮かび上がり、二種類の蛍光風景が確認でき、また短波UVライトで結晶表面に共生する玉滴石も確認できます。一般的な光源環境では結晶は稜線部に走る藤紫の累帯構造によって囲まれた翠緑が基調で、強光源を与えた瞬間に結晶は変貌し、最も特筆すべきことはやはりこのウォータークリアな結晶内部には稜線部の藤紫、浅層部の翠緑から中層部の赤茶、琥珀色のコアなど極彩色の色調が調和し、エロンゴ蛍の中でもかなり得難いレインボーカラーフローライト、ガス星雲が閉じ込められたような極彩色蛍群晶の擬似輪座形態個体です。オリジナルラベル、専用展示台が付属致します。6万平方キロメートルを超える面積を持つナミビアのエロンゴ州の鉱物採掘の歴史はナミビアが国家として独立した前からもすでに始まり、エロンゴ州の位置する広範囲の摺曲帯に花崗岩ペグマタイト鉱脈が広く存在し、リチウムをはじめ、セシウムやタンタルなどの鉱物資源が豊富です。1990年のナミビア独立後に能源と鉱物省が設立され、鉱物資源は最も重要な国家収入として管理されています。一方観賞用鉱物標本の採掘の歴史は比較的に短く、主に政局が安定した1990年代後半から始まり、最初は欧米の探鉱隊と地元のガイドによる採掘で、次第に地元の民間人鉱夫が現れました。ナミビアは政府や外資が管理する鉱山地域以外の鉱物採取は基本的に自由で、エロンゴ山の場合も採掘は自由ですが、採掘道具は小型電動油圧ドリルまでで、爆薬による破壊的な採掘は厳しく禁じられています。探鉱隊の毎回の採掘活動は数日から数週間に渡り、採掘した標本を地元のオープンフェアに並び、ナミビアに常住する世界各地からの鉱物商がそこで標本を物色します。近年は給料と設備が貰える代わりにすべての収穫を投資者に提供する外部の投資を受けた探鉱隊が増えたという。以上は知り合いのナミビア探鉱隊のリーダーさんから伺ったエロンゴの採鉱事情です。エロンゴ州の鉱物産地の中心であるエロンゴ連峰の本質は大規模な古代火山活動の名残りで、約8-5億年前にアフリカ大陸は急激な成長期を迎え、パンアフリカ造山運動とも呼ばれるこの時期に形成された北東から南西方向に延びるダマラ造山帯は約1億3700万年から1億2400万年前にかけさらに大規模なマグマが貫入し、形成された巨大な古火山は活動休止した後、長い年月の風化浸食を受け、最終的形成されたのは直径が40kmも超えたエロンゴ環状貫入体(画像10:エロンゴ連峰の最高峰、標高2319メートルのホーエンシュタイン峰は地域の南西部に位置します)、つまりエロンゴ連峰であります。こちらの標本はエロンゴ連峰からの極彩色蛍石群晶と玉滴石の共生標本、奇妙なバランスで晶出する群晶は偶然にも金緑石やアレキサンドライトのような擬似輪座双晶のバランスに整い、さらにウォータークリアな結晶内部には稜線部の藤紫、浅層部の翠緑から中層部の赤茶、琥珀色のコアなど極彩色の色調が調和し、エロンゴ蛍の中でもかなり得難いレインボーカラーフローライト、ガス星雲が閉じ込められたような極彩色蛍群晶の擬似輪座形態個体です。ほぼ3センチに近く、ぎっしりとした結晶は手に乗せると重量感が感じられる60カラットに達しています。注目すべき標本は複数の蛍結晶が奇妙なバランスで晶出し、偶然にも金緑石やアレキサンドライトのような擬似輪座双晶のバランス(画像38)に整い、蛍にして風変りで独特な形態として展示でき、以外にもピラミッドのような典型的なバランス(画像5)で展示できます。ご覧の通り結晶のクラリティが非常に高く、長波UVライトで蛍石のイメージ通りの紫の強蛍光を放ち、短波で結晶面から少し離れた表層部のみマゼンタピンクの蛍光(画像7)が浮かび上がり、二種類の蛍光風景が確認でき、また短波UVライトで結晶表面に共生する玉滴石(画像7)も確認できます。一般的な光源環境では結晶は稜線部に走る藤紫の累帯構造によって囲まれた翠緑(画像5)が基調で、強光源を与えた瞬間に結晶は変貌し、最も特筆すべきことはやはりこのウォータークリアな結晶内部には稜線部の藤紫、浅層部の翠緑から中層部の赤茶、琥珀色のコアなど極彩色の色調が調和し(画像12469:スポットライト環境)、エロンゴ蛍の中でもかなり得難いレインボーカラーフローライト、ガス星雲が閉じ込められたような極彩色蛍群晶の擬似輪座形態個体です。オリジナルラベル、専用展示台が付属致します。この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。注意事項※写真は白熱灯/スポットライト/UVライト環境で撮影しております。※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。※台座やミネラルタックは付属しません。不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。...

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