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【根付け】　鵺の根付け　

『【根付け】　鵺の根付け　』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でちんちろりん5846から出品され、164の入札を集めて2025-02-27 15:59:08に、12800.00円で落札されました。即決価格は12800.00円でした。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。東京都からの発送料は出品者(ちんちろりん5846)が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、送料無料、新品、即買でした。

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　それでは鵺とは何なのかというと、これは現在ではトラツグミと呼ばれる鳥を指す名前であったと考えられているそうです。このトラツグミの鳴き声は、平安の当時には大変不吉とされており、鳴き声が聞こえた際には加持祈祷を行い、邪気を祓っていたそうです。　平家物語と言えば、平家の栄枯盛衰を描く歴史の物語ですが、鵺は源三位頼政という武将の武功を伝える場面で登場します。　近衛天皇の御世、二条天皇の御所である清涼殿の上空に、深夜、艮の方角より不吉な黒煙が現れ、御所を覆うようになってしまいました。これにより二条天皇は体調を崩すようになり、加持祈祷、薬などを処方するも、一向に体調は良くなりませんでした。　そのため、源義家が祈祷のため、弓を三度鳴らして怪事をやませたという過去の例に倣って、源頼政を天皇の警護にあたらせることになりました。　深夜、頼政が御所の庭に出て、警護の任に就いていると、その晩も黒煙がもくもくと湧き出たかと思うや、御所を覆い始めました。頼政は黒煙に向かって、山鳥の尾で作った矢を放ちました。すると、悲鳴と共に何物かが地面に落下したような音がしたので、すぐさま落下地点に駆けつけ、部下である猪早太がただちにこれを打ち取りました。　黒煙の妖怪を退治したことで、頼政は二条天皇から獅子王と名付けられた刀を賜ったそうです。　源三位頼政はその後打倒平家を掲げ挙兵するのですが、返り討ちにあってしまいます。故に、鵺のくだりや鵺という妖怪そのものは、平家物語の本筋とはそこまで深く関わるものではありません。ですが、鵺退治の物語は能や歌舞伎、浮世絵など様々なかたちで後の人々に語られるようになっています。掴みどころがなく得体の知れないことを、鵺のようだ、とは言いますが、この掴みどころのない不気味さが、後世の人々の興味を引き寄せ続けるのだろうと思います。　今回はそのような鵺を根付けとして制作しました。身体の各部位がそれぞれ異なる動物の身体を合成しているという特徴を、顔と尾を焼き物、身体をアルミ、黒煙部分はガラスで制作することで表現しました。アルミの胴体は漆を焼き付けて仕上げてありますが、虎の前脚は焼き物を象嵌することで虎縞を表現しました。猿と蛇の目はスズを象嵌してあります。　複数の素材で制作された珍しいものに仕上げることができたと思いますので、ご興味のある方は是非この機会にいかがでしょうか。=====================================サイズ　65×35×30mm素材アルミ、陶土、ガラス、漆　　...

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