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佛Colサンソン・フランソワのショパン・リサイタル、記念碑的ＬＰデビュー盤

『佛Colサンソン・フランソワのショパン・リサイタル、記念碑的ＬＰデビュー盤』はYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でZingi*s7+から出品され、61の入札を集めて2025-02-26 04:40:37に、4760.00円で落札されました。即決価格は4760.00円でした。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。東京都からの発送料は出品者(Zingi*s7+)が負担しました。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、送料無料、新品、即買でした。

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サンソン・フランソワ(Francois Samson; 1924.5.18 フランクフルト～1970.10.22 パリ）のＬＰデビュー盤で、1952年6月24 25日にパリ、シャンゼリゼ劇場で録音収録されている。ＳＰ盤にはそれ以前の1947年、ラヴェルの《スカルボ》を佛Pathe-marconi、それに続き同年ショパンのバラード第一番他を佛DECCAに録れている。前者はリパッティの歴史的名盤、ショパンのピアノ・ソナタ第３番とACCディスク大賞の覇を競い惜しくもリパッティ盤に譲る結果となった名演盤である。しかるに当盤は1953年のADFディスク大賞を受賞している（参考まで記しておくと、ACCが1931年創立であるのに対しADFは1951年、アルチュール・オネゲルを会長として創立され、受賞対象はフランス人演奏家に限定される）。冒頭記載の通り当盤はフランソワのＬＰデビュー盤ということから、ジャケットの裏面には作品解説の後にフランソワの略歴に加え、欧州各国での演奏会評が数多く引用されている。それらには”ピアノのドラクロワ”、”技巧とタッチの達人”、”ピアノの魔術師”等々、讃嘆の褒詞が溢れるが、最初のFigaro紙のものがとりわけフランソワの藝術の真諦を喝破しているやうで興味深く思われる。>>> Figaro (Clarendon):『サンソン・フランソワは作曲家ショパンを”夢幻的な存在(Visionnaire)”として弾きあらわしている。彼はその演奏を通して顕現すべき何かを内に秘めていると印象づける極めて稀な演奏家である。』ちなみに上記"Clarendon"は音楽評論家として高名を馳せたフィガロ紙専属のベルナール・ガヴォティのペンネームである。彼は1950年の演奏会でフランソワの演奏を聴いて以来、彼の終生の理解者かつ友人で、また演奏家シリーズ本『サンソン・フランソワ』を著している。当ＬＰの日本盤の有無は不明である。レコード芸術誌（1960年第9号）付録の《洋楽レコード総目録》に他のもう一枚のセッション録音盤は掲載してあるが当ＬＰの記載は無く、他のレコード雑誌にも月評が見当たらない。ただ出品者の手許に四半世紀以上も昔のレコード芸術誌に出広したＨＭＶのニュー・リリース頁の一枚があるが、その下半に『リサイタル盤の魅力』と題した記事があり、そのなかに当盤について『フランソワの最高の一枚』と嘆賞しているくだりがある。筆者は...

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